船が入ってくる

港の先っちょに立っていると、ボウっと音が聞こえて、やがてモヤっぽい感じになっている海上から強い光が漏れてくる。その強い光は、七つの海のどこにあっても、どんなときでもしっかりと航路を照らし、輸入品などの積み荷を守る一助となっている。
そんな輸送船が、今、ゆっくりと港に入ってくる――。

と、これが海港に見られるいつもの光景であり、特に輸入というものに支えられている「経済大国」であるニッポンの港には、輸送船が出入りし、積み荷を下ろす、あるいは積み込むフォークリフトが動き回り、税関所はいつでも忙しい。
そういう感じになっているようですね。
輸入を始めとした海上での物流というのは、私たちの住む島国ニッポンにとっては「物流」の要のひとつです。まさに「モノの流れ」である物流こそが世界経済を繋いでいるものではありますが、今回はその中でも特に、海上を通ってくるものをメインに、お話をしたいと思っています。
海上物流、海上輸入のお話です。

そう……お話の材料はそこここにあるでしょう。輸送船が出入りするということ。積み荷が降ろされ、または積み込まれていくということ。倉庫に仕舞われたり、税関に進んだりすること……。
この一連の流れを追っていき、私たちの「世界経済」がどのような有り様をしているのか、ぼんやりと見すえることが、ここでの目的です。

outsider link

Calendar
2014年11月
     
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
Category
  • カテゴリーなし